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「あまちゃん」観ていますか?

NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の視聴率が
好調です。

我が家でも、妻や娘は主演(アキ役)の能年玲奈が
カワイイと夢中になって観ています。

もっとも、私は宮藤官九朗作品が若干苦手なので
まともに観たことはないのですが。。。



最近ではドラマ人気を追い風に、海女に対する
注目も高まっているそうです。


少し前の情熱大陸に、三重県の三代海女一家が
出演していたのにはさすがに驚きました(笑)。


現在、海女漁は存亡の危機に立たされていると
言います。


水産庁等の調査によれば、海女の人数は
全国でわずか2,170人とのこと(2010年時点)。

ピーク時(1956年)の17,611人と比較すると
この半世紀余りで実に8分の1にまで減少した
ことになります。

過疎化や高齢化による後継者不足、漁場の
能力低下(資源の減少)が主な要因とされています。



こうした中、海女文化を継承するため、
各地でPR強化に取り組んでいます。


海女漁が盛んな三重県では、
海女業は文化的価値が高いとし、漁の形態・技術の
保全のため、文化遺産への登録を目指しています。

同じく、石川県では今年10月に輪島市で
海女サミットを開催します。

全国から100名近くの海女を集め、地域活性化や
資源保全のあり方等について意見交換を
行うとのことです。

かなり本格的ですね。

いずれも、「あまちゃん」ブームをチャンスと捉え
窮境の打開を図りたいと考えているようです。




海女漁は素潜りでアワビやサザエ等を獲る、
いわゆる伝統漁法のひとつです。

後継者不在や資源の不足(≒売上減少)により
産業規模が縮小していく姿は、漆塗りや
加賀友禅等の伝統工芸の衰退とダブります。



衰退しつつある伝統的な産業に文化的な価値を
見出し、次代へ継承していこうという取り組みは
大変意義があると思います。

しかし、個人的には
公的な助成や補助、関係者のボランティアに
よって” 保護 ” されるだけでは意味がないとも
感じます。


表現は悪いかも知れませんが、
文化として保護されるだけであれば、博物館に
展示される巻き物やはく製と変わりません。

はじめから ” 文化として保護 ” するという
姿勢ではなく、” 産業としての再生 ”を
目指すべきと考えます。

但し、資源の減少や消費市場の動向等を
踏まえると、海女漁の規模(漁獲高、従事者数)を
拡大することはおそらく難しいでしょう。

産業の構造やビジネスモデルの改革が必要です。

いっそのこと発想を変え、
地域ごとに海女の人数を規制することで、
海女一人当たりの売上・所得を増やすと
いう作戦は考えられないものでしょうか。

仕事はキツいし、誰でも海女になれるわけでは
ないが、海女になれば年収1,000万円は軽く稼げる。

こんなことになれば、放っておいても後継者は
あらわれるはずです。

わざわざコストをかけて保護しなくても、
ニッチな産業として十分存続するでしょう。

さらに、収益の一部が地元に還元されるように
すれば、関係者もみなHappyです。


古く狭い業界のため、色々なしがらみもあると
思いますが、例えば次のような取り組みが
有効だと感じます。


・産業人口の削減
 - 漁業権の付与条件を厳しくするとともに
   定年制を導入し高齢者の卒業を促す

・海女漁の収益性向上
 - 海女が収穫した海産物のブランド化
 - 中間流通を排した直販体制の構築
 - 海産物販売以外の収益源確保
   (海女体験の観光資源化等)


一部はすでに取り組まれているようですが、
海女漁をもっと儲かるようにしない限り、
今後さらにジリ貧になっていくことが予想されます。


ドラマ「あまちゃん」は9月末に放送が終了します。
海女に対する世間の注目度が高いのもおそらく
今年一杯でしょう。

その間に、海女業界としてどのような対策を
打ち出すのか?

「じぇじぇじぇ!」な具体策に期待したいと
思います(笑)。


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