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前回のブログで、
トヨタ自動車 TOYOTOWN のCMを例に
何が言いたいのか分からないCMは
視聴者を混乱させ、次第にイライラさせると
書きました。


同じことがコンサルティングの現場にも
当てはまります。



コンサルティングの目的は、
企業価値向上のために、企業の変革や
重要な意思決定をサポートすることです。

そのためには、クライアントに伝える
メッセージも明確かつ簡潔でなければ
なりません。


コンサルタントがメッセージを伝える方法は
いろいろありますが、特に気をつけなければ
ならないのがドキュメンテーションです。


理由は簡単です。
口頭での説明は形として残りませんが、
紙(資料)は残るからです。


コンサルティングのプロジェクトでは、
提案書にはじまり、ディスカションペーパー、
報告書等、多くの紙を作成します。


コンサルタントが作成した紙を
クライアントが見て、

「何が言いたいのか分からない」

と思われたら ” 負け ” です。



プロジェクトの中で、こうしたことが
繰り返させると、クライアントから

「このコンサルタントは使えない奴」と

みなされ、話を聞いてもらえなくなるか、
プロジェクトから外すよう、プロマネに
申し入れがされます。

最悪の場合、ファームに対する信頼も
損なわれプロジェクトが打ち切られる
可能性もあります。


もちろん、クライアントに出す資料は
ファーム内でもレビューを行い、上記の
ような事態にならないようにはします。

しかし、各コンサルタントの基本姿勢として
いかに分かりやすい資料を作成するか?
ということは常に意識する必要があります。



分かりやすい資料が作れないのは

①自分の中でモノゴトが整理できていない

②読み手への配慮が不足している

からにほかなりません。


要するに ” 考え ” が足りてないということです。

パワーポイントの操作スキルや図解センスの
有無ではないのです。



自分が作成した紙を分かりづらいという
相手に対して、
知識がないから、理解力が低いからと
相手のせいにするような人間は ” 問題外 ” です。



こうした話をしていると、
若手コンサルタントから

「紙と口頭での説明をどう使い分けるべきか?」

という質問を受けることがあります。


相手の反応をみてから伝えるべき
メッセージや、紙に残すべきでない情報は、
紙に載せず口頭で説明すべきでしょう。

しかし、気をつけなければならないのは
紙が上手くまとめられない場合に、
「あとは口頭で説明すればいいや」とする
ケースです。


もともと上記①ができていないのです。
現場でいきなり要領を得た説明ができるわけ
ありません。

万が一、そうした事態になった場合には
クライアントとのミーティングが始まる
ギリギリまで、自分のプライドをかけて
①の作業を頭の中で行うべきです。



たかがCM、されどCM。

メッセージが分かりづらい TOYOTOWN の
CMから、ドキュメンテーションの鉄則について
改めて考えさせられました。


【関連記事】
TOYOTOWNってどうよ? (2013年6月26日)
レポート作成の心得 (2013年1月24日)


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