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経営計画を現場に落とし込むためには、
越えなければならない「3つのカベ」が
あります。

今回はいよいよ最後のカベである
「実行のカベ」の乗り越え方について
考えたいと思います。



経営計画の必要性や有効性は理解して
いるものの、なかなか実行に移せない
ケースは少なくありません。

こうしたことは企業だけでなく個人にも
当てはまります。

ダイエットや貯金、英語の勉強等、
皆さんも「やらなくちゃ」と思いつつ、
なかなか実行できていない、あるいは
継続できていないことがひとつは
あると思います。

かく言う私もたくさんあります(笑)


「分かっちゃいるけど第一歩が踏み出せない」
「一度はやってみるものの、なかなか継続できない」

そんな状態の社員達をその気にさせ

「よしやってみよう!」
「仕方ない、とにかくやるしかないか」と

思わせるためには、次のような仕掛けが
効果的です。




経営トップが率先垂範する

組織を統率し、同じ方向へ向かわせるには、
経営トップのリーダーシップが不可欠です。

この点は以前のブログ(2/28、3/2、3/3)でも
詳しく書いていますので詳細は割愛しますが、

「仕組み化」と「演出」を意識することが
重要です。




当事者意識を植え付ける

経営トップのリーダーシップがいかに強力で
あっても、社員一人一人が自ら考え・動くように
ならなければ、当初のやる気や勢いもすぐに
息切れしてしまいます。

息切れしてしまった社員は
経営トップに怒られないように
「いかにちゃんとやっているように見せるか?」を
考えるようになります。


こうなると、計画は全く意味のないものとなり、
効果も見込めなくなってしまいます。


そうならないようにするためにどうすればよいか?


全社員が同じ想いで、自ら積極的に
計画を推進することが理想的ではありますが、
そんなことは現実的にはありえません。

※スタートアップ期のベンチャー企業等は
 この限りではありません。

そこで重要になるのが中間管理職です。

各職場を束ねる中間管理職が
経営トップの意思を汲みつつ、計画を
” 私事 ” として捉え実行を推進していくことが
重要です。

より現場に近い中間管理職が自ら考え・動く
ことで組織としての推進力を維持するのです。



この際、経営者や企画/管理部門は、
中間管理職に対して、計画実行の責任を
与えると同時に、その遂行に必要となる
権限や裁量を与えることを忘れては
なりません。

責任と権限・裁量をセットで与えることに
よって初めて ” 当事者意識 ” が芽生えるのです。


権限も裁量もない中で責任だけ負わされた
人間に残るのは”やらされ感”と”被害者意識”
だけです。
こうした会社は実に多いです。

経営者の方から
「うちの会社は中間管理職が全く機能していない」
との話を聞くことがあります。

しかし、その結果を生んでいるのは、
経営者自身が適切な権限移譲をできていない
からであることも少なくないのです。



退路を断つ

「やってもやらなくてもどうせ同じ」

「自分一人やらなくても平気だろう」

こうした、社員が抱きがちな甘えを打ち砕き
「やらないとマズいことになる」との空気を
社内に醸成するのです。


やり方はいたってシンプルです。


実行しない場合にどんなペナルティがあるかを
明確にする。
要するに、給料が減ることを覚悟してもらうのです。

そして、
定期的に実行状況をモニタリングし、
やれていなかったら徹底的に追及することを
宣言する。


例えば、定期的に開催する計画進捗会議の場で
次のような事項をギリギリ詰めることを宣言し、
「うわべを取り繕った報告では、とても逃げきれない」
ことを認識させるのです。

・具体的に誰が何をどこまで実行したのか?
・計画通り実行できなかった場合、要因は何か?
・その要因は一時的なものか、恒常的なものか?
・恒常的なものである場合、今後どのように
 対処するのか?
・計画の遅れを今後どのように挽回するのか?
・具体的なネクストアクションは何か?
・デッドライン(期日)は何月何日の何時までか?


なお、これらの項目を真面目にチェックしようと
すると、追求する側にもかなりのエネルギーが
求められます。


「まあいいか」と安易に流さず、心を鬼にして、
冷静に、論理的にかつ粘り強くフォローし続け
なければなりません。

つまり、計画の実行状況を徹底的に追及すると
宣言することは、実行する側の社員だけでなく、
フォローする側の経営者や企画/管理部門の
退路を断つことにもなるのです。


両者の間に ” 健全な緊張感 ” があることが、
計画の実効性を高めることにつながります。

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今回のテーマは少し長くなりましたが、
これまでご紹介した仕掛け・対策を講じることで
「認識のカベ」「理解のカベ」「実行のカベ」を
よりスムーズに乗り越えることができると考えます。


経営計画を毎年作成しているものの、
なかなか成果につながっていないという企業は、
もしかすると計画の落とし込みが不十分なため
かもしれません。

一度、自社がどのカベでつまづいているのかを
振り返ってみると、何かしらヒントが見えてくるの
ではないでしょうか。


私も、なかなか継続できていない英語学習に
ついて、自分自身のカベを振り返ってみたいと
思います(笑)。


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