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流れをつかめ!シリーズも最終回です。


②際立つ

実力が拮抗するメンバーの中で勝ち残るためには
何かしら自分なりの特徴を出し、目立つ(差別化)
必要があります。


ライバルに勝つために差別化するというのは、
戦略論の基本中の基本ですね。

しかし、差別化すると言っても、そう簡単ではありません。

もちろん、他の出演者よりも歌がうまく、
パフォーマンスそのものが優れていれば、
それだけで大きなアドバンテージになります。

しかし、どの出演者も総じてレベルが高い場合には、
パフォーマンスの出来だけでは差がつきません。


そうなると、次に差別化の要素として考えられるのが、
容姿・ファッションといったビジュアル面の特徴や
経歴の珍しさ等の、いわゆる”キャラ”です。


キャラが強い出演者はとにかく目立ちます。

但し、歌番組の場合、キャラの強さはあくまで
副次的なものに過ぎません。

パフォーマンスの出来が劣っているにもかかわらず、
キャラが強いという理由で勝たせてしまうと、
他の出演者や視聴者の納得感が得られず、
番組そのものが盛り上がらなくなってしまいます。

パフォーマンスが甲乙つけがたい状況に
なって初めて考慮できる要素と言えるでしょう。


そしてもうひとつ、差別化を図るための
重要な要素があります。

それは、”ポジショニング”です。

対決モノの歌番組を見ていると、何となく特定の
出演者が気になることがあります。

例えば、低い声の出演者が多い場合、高い声の
出演者の歌声は自然と耳に残ります。

性別や年齢も同様です。
中高年の男性ばかりが出演している場合、
若い女性の出演者はいやでも目立ちます。

つまり、出場者の顔触れや対戦カードの
組み合わせによって、自然と差別化がされる
ケースがあるということです。


もっとも、こうした”組み合わせの妙”的なことは
出演者がコントロールできる要素ではありません。

番組の制作側も、全体のバランスを考え、過度な
偏りが生じないよう予め調整を行うはずです。


しかし、出演者の顔触れや対戦カードを踏まえた上で、
どの曲で勝負するか?という”選曲”は、出演者側で
コントロールできる要素だと思います。


しっとりと歌い上げることが得意な出演者が
多ければ、あえてアップテンポでノリの良い曲を歌う。
若い出演者が多ければ、思い切って昭和の
懐メロを選ぶ。

その番組の中で自分がどういったポジションを
とるかが重要です。それが差別化につながります。

もちろん、自分の強み(声質、声量、声域等)が
活かせる曲を選択することが前提ではありますが・・・。


今回の「のどじまん ザ!ワールド」の決勝では
大半の出演者がいわゆる”聞かせる曲”、
”日本の名曲”を歌いました。

優勝経験者のニコラス、クリスをはじめ
基本的にどの出演者も歌はとても上手いです。
しかし、聞かせる曲ばかりが続くと、どうしても
印象が薄くなってしまいます。


そんな中、優勝したダイアナ・ガーネットは、
他の出演者にはないハイトーンボイスを
活かし、アップテンポな曲を歌いました。

聞いていて、気持ちが良かったですし、
インパクトもありました。



クリスやニコラスが過去に優勝経験があることや、
ダイアナが日本で働き始めた事実等、
番組のコンセプトとの適合性といった他の要素も
影響しているとは思います。

しかし、ダイアナの選曲、つまりポジショニングが
ユニークであったことも、実力者が揃う決勝で
彼女を頭一つリードさせることにつながったのでは
ないかと感じます。


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顧客ニーズを満たしつつ、ユニークなポジショニングで
ライバルに対して優位性を確保する。

これらの要素は企業の競争戦略にも通じるものです。


「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」も良いですが、
たまには歌番組を見るのもよいですね。

企業経営者、経営企画部門の方にもおススメします(笑)。


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