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前回の続きです。
海外ドラマ「SUITS」を通じて得られた
気づきを整理したいと思います。


自分の勝ちパターンを作れ

本作品の主役の一人であるハーヴィーは
凄腕のクローザーです。

難しい訴訟にも果敢に挑み勝利を
重ねていきます。

そんな彼の仕事ぶりを見ていると
概ね次のようなパターンがみられます。

-------------------------------------

①現状分析
 クライアントや利害関係者について
 調べ上げ、相手陣営の弱みや自分たちの
 弱みを整理する

②戦略検討
 相手陣営の弱みをどうやって叩くか?
 自分たちの弱みをいかにケアするかを
 入念に検討する

③調査・検証
 追加的な調査を行い、②で検討した
 戦略が妥当であるかを検証する
  
④カードを切る
 用意していたカードを最適な
 タイミングで行使することで
 自分たちに有利な状況を作る
 
-------------------------------------

中でもハーヴィーの真骨頂は③です。

裁判に勝つためであれば、法律的に
きわどい手段を使ってでも、裏付けを
取ります。

裁判と全く関係のない書類を手にして
「決定的な証拠も手に入れた」と相手を
揺さぶり言質を取る、なんてことも
平気でやります。

但し、決定的な法律違反や捏造・隠蔽等の
不正は行わないのがポリシーです。

ルパン3世が、物は盗むが罪のない人は
殺さないといわれているのと似ていますね(笑)


企業でもスポーツでも、強い組織や選手には
「勝ちパターン」というものがあります。

勝ちパターンとは、
こうすれば競争や試合に勝つ可能性が
高くなるという試合運びのセオリーです。

競争の構造や試合のルールによって
ある程度規定されてしまう部分も
ありますが、自分なりの勝ちパターンを
持つことは極めて有効です。

その際、重要なのは自分の強みを
最大限生かすということです。

例えば、足の速い選手であれば、
試合に勝つために足の速さをどう生かせば
よいのか?を考えるでしょう。


自分の勝ちパターンを理解している人間は
仕事でもスポーツでも、安定的に結果を
残すことができます。


本作品の中では、ハーヴィーだけでなく
部下のマイクやライバル(?)のルイスにも
それぞれの勝ちパターンがあります。


彼らの仕事ぶりを見ていると
私も自分なりの勝ちパターンを確立しなければ
いけないなと感じました。


本作品は娯楽としても十分楽しめるもの
ですが、ビジネスパーソンとして参考に
できる点もいろいろあります。


ぜひ一度ご覧ください。おススメです。


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以前のブログで
海外ドラマ「SMASH」が面白いと書きましたが、
それに匹敵する作品を見つけてしまいました。


それは、海外ドラマの「SUITS」です。


ドラマ「SUITS」公式サイト

www.suits-tv.jp/index.html


同作品はニューヨークの大手法律事務所
ピアソン・ハードマンを舞台に、
弁護士たちの活躍を描いたドラマです。


主役は二人。


事務所のシニアパートナーであり、
敏腕弁護士として名の知れた
ハーヴィ(ガブリエル・マクト)。

そしてもう一人は、彼の部下であり
天才的な頭脳を持つアソシエイトの
マイク(パトリック・J・アダムス)です。


” ある秘密 ” を抱える二人が
チームとして難しい訴訟に挑み、
時には社内政治に巻き込まれながらも
成長していく過程はとにかく痛快です。


また、ニューヨーク・マンハッタンが
舞台ということもあり、出演者の
ファッションや事務所の内装等もかなり
イケています。 



弁護士ドラマと聞くと「リーガルハイ」を
思い浮かべる人も多いと思います。

「SUITS」にも笑えるシーンはたくさん
ありますが、さすがに「リーガルハイ」ほど
コメディ色は強くありません。


ただ、両作品には共通する部分も少なく
ありません。


特に、主人公である
古美門研介(堺雅人)と ハーヴィーは、
まったく異なるタイプのように見えますが、
実は似ています。

どちらもいわゆる ” 敏腕弁護士 ” です。
プロフェッショナルとしての職業観や
戦い方には相通じるものがあります。


そして、彼らの共通点からはコンサルタント
としても参考にできる部分があると感じます。


次回以降、そうした気づきについて整理を
していきたいと思います。

【関連記事】 
 ドラマに学ぶ~SMASH①(2013年10月18日) 


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読書ノート第2弾です。

今年1月に読んだ本をまとめてみました。

それぞれの本を5段階で評価した上で、
面白かった順に並べています。

なお、仕事で使用する専門書や雑誌、
再読した本は対象から外しています。


------------------------

①異文化主張力
 T・W・カン
 ★★★★☆


 本書では、ビジネスマンとして
 世界市場で戦うために必要な ” 作法 ” が
 かなり具体的に紹介されています。

 また、海外というアウェイ環境で
 生き残るためのマインドセットや
 グローバル企業に求められる組織論に
 ついても言及されており、
 一粒で三度おいしい(?)作品と
 言えるでしょう。


②世界のエリートの「失敗力」
 佐藤 智恵
 ★★★☆☆


 この著者の本は何冊か読んでいますが、
 正直、着眼点や掘り下げ具合が
 もう一歩との印象があります。

 若手ビジネスマン向け雑誌の
 特集記事のようで、ハッとするような
 示唆があまりないように感じます。
 
 但し、作品中で紹介される事例は
 いずれも ” 当事者の顔が見える ” もので、
 参考にできる点も少なくありません。

 元NHKのディレクターという著者の
 強み(取材力、編集力)がこうした部分に
 生かされているのかも知れませんね。
  
 新書ということも考慮すれば
 パフォーマンスのよい本だと思います。


③インサイト
 桶谷 功 
 ★★★☆☆



④世界の経営学者は今何を考えているのか
 入山 章栄
 ★★★☆☆



⑤創造と変革の志士たちへ
 堀 義人
 ★★★☆☆



⑥爆速経営 新生ヤフーの500日
 蛯谷 敏
 ★★☆☆☆



------------------------

先月は比較的薄い本が多かったように
思います。

別に悪いことではありませんが、
たまには大作にガッツリ向き合うことも
必要だと感じます。

今月は、少し畑違いの分厚い本に
チャレンジしてみます。


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本シリーズも最終回です。

再生の成否を左右する三つめの
ポイントについて整理します。


③数値感覚があること

中堅・中小規模の企業の場合、
数値感覚の欠如が窮境を招いた要因に
なっていることが多々あります。

数値感覚というとやや抽象的ですが、
要するに ” 数値(=指標)に基づいて
意思決定がなされているか? ” という
ことです。


いわゆる経営指標と呼ばれるものは
たくさんありますし、どんなに管理の甘い
会社でも試算表の売上・利益くらいは
月次でチェックしているはずです。


但し、毎月いろいろな経営指標を
チェックしているからといって、必ずしも
数値感覚があるとは言えません。

漫然と ” 数値を見ているだけ ” で
何ら意思決定に役立てていないのであれば
” 数値を見る ” こと自体に意味はありません。


少しリテラシーの高い会社では、

「当社は経営の見える化に取り組んでおり、
部門ごとにKPIを設定し月次でモニタリング
している」

といった説明をしてくれます。

しかし、実際現場に入ってみると
毎月、指標の集計・算出作業に追われ
会議資料をまとめるので精一杯。
分析までとても手が回っていないという
残念なケースも少なくありません。


また、数値感覚に疎い会社は
数値に対するこだわりも総じて希薄です。


再生計画の中で設定した
売上やコスト削減に関する目標値について
達成が難しいと感じると、すぐにあきらめて
しまいます。

さらに、数値にこだわりがないため、
目標未達の要因分析にも力が入らず、
いつまでたっても改善が進まず悪循環に
陥っていくのです。


-------------------

再生できる会社の特徴として
次の3点について整理してきました。

①若いこと

②素直であること

③数値感覚があること




①②③がすべて揃っている会社は
適切な方向づけとちょっとした
きっかけによって、比較的順調に
再生を軌道に乗せることができます。

もっとも、
3つ揃っている会社が
再生局面に追い込まれること自体
稀だとは思いますが。。。


なお、この3つについて
コンサルタントの立場から優先順位を
つけるとすると、数値感覚が
最も重要だと考えます。



仮に組織が若くて素直であったとしても
数値感覚がなければ、再生というゴールに
向かって最短ルートで進むことができません。

再生局面にある会社は、資金をはじめ
経営資源に余裕がありません。
遠回りをすることは命取りになりかね
ないのです。


また、組織を若返らせることや、
経営者・従業員を素直にさせることは
現実的にかなり難しいです。


外部のコンサルが何を言おうが、
50代・60代の人間が急に素直になるわけが
ありません(笑)
※稲盛和夫のような超大物が一喝すれば
 話は別ですが。。。


それに対して、数値感覚は仕組みと
トレーニングによって習慣化することで
後天的に強化することができます。


社内の数値感覚をレベルアップし、
多少なりとも改善の成果が目に見えるように
なれば、反対勢力も大人しくなるものです。


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しばらく間が空いてしまいましたが、
前回の続きです。


再生できる会社には共通する特徴があります。


②素直であること

何をいまさら?
子育てじゃあるまいし

と感じる方もいるかと思います。

しかし、再生の現場では、
経営者や従業員が「素直である」ことが
企業の生死を分ける重要な要素となります。

素直さがないと
目の前の問題を冷静に受け止めたり
過去の過ちを認めることができません。

社内に他責論が蔓延し、改善策に関する
コンサルタントの提案も聞き入れようと
しません。


例えば社内で次のような発言が聞かれる
会社は要注意です。

-----------------------

・たまたま需要が低迷しているだけで
 そのうち回復してくるはず。
 これまでもそうだったのだから、
 今は下手に動かない方がよい。

・同業他社も苦戦をしているのだから
 当社が悪いわけではない。 

・仕事を取ってこれない営業が悪いのに、
 どうして俺たち製造部が痛みを伴う
 改革をしなければならないんだ!?
※実は製造コストが高いために商談に
 負けている

-----------------------

企業を立て直すためには、
窮境に至った要因を正しく認識し、
自らの過ちについてきちんと反省した上で、
改めるべきところは真摯に見直すという
姿勢が不可欠です。

この姿勢がない限り、仮に特需等の
神風が吹いて一時的に業績が回復したとしても
いずれ同じような状況に逆戻りしてしまいます。


また、 素直さに欠けるクライアントは、
コンサルタントとしても支援のしがいが
ないものです。

・会議をやっても言い訳ばかりが目立つ

・決定事項が期日を過ぎても実行されない

・施策がうまくいかなければ自分以外の
 犯人捜しが始まる

時には「お前ら勝手にしろ!」と
言いたくなることもあります(笑)


つまり、
素直さに欠ける会社は、
利害関係者の理解・協力を得られにくいと
言うこともできます。


例えば、
再生の過程では金融機関や仕入先等の
取引先に対して各種取引に関わる条件変更を
依頼するケースがあります。

基本的には経済合理性に基づいて
可否の判断がされることになりますが、
条件変更を依頼する企業の姿勢そのものも
少なからず問われます。

取引先の担当者や責任者が
「この会社を応援したい、支援しよう」と
思わなければ、積極的な協力は得られない
でしょう。




素直さが大切という点は
会社に限らず人間にも言えることです。

私もアラフォー一歩手前となり
そろそろ我が強くなってくる年頃です(?)

かろうじて残っている素直さはこれからも
大切にしたいと思います(笑)

(次回に続く)


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