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久しぶりの更新です。

8月は夏バテ気味でブログの更新ペースが
落ちてしまいました。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きそうですが、
気を引き締めていきたいと思います。


さて、ドラマ「半沢直樹」が絶好調です。

私も毎回欠かさず観ていますが、
第6話までの平均視聴率が24.9%と
「あまちゃん(最高視聴率23.9%)」を上回る
高視聴率をたたき出しています。


同時期には、同じ池井戸 潤作品である
「七つの会議」もNHKで放送されました。

しかし、こちらの方は視聴率が振るわず
全4話とも1ケタ台と低調でした。

同じ作者の人気作ながら、ドラマの
視聴率は明暗が分かれた形となります。



実際、私も「七つの会議」には期待を
していましたが、第3話の途中で
観るのをやめてしまいました。

全体的に雰囲気が暗いことに加え、
「そんなわけないだろ!」という点が
多々あり、途中で観るのが苦痛に
なったためです。


※八角係長を演じていた吉田鋼太郎が
  シブくてカッコよかっただけに残念です。。。
   ちなみに吉田鋼太郎は「半沢直樹」にも
   本店第2営業部部長として出演しています。



私自身、「半沢直樹」「七つの会議」
どちらの作品も原作は読んでいません。

しかし、いずれも人気作家の作品ですし
ゴールデンタイムのドラマに採用される
以上、作品自体は同じくらい面白いのでしょう。


にもかかわらず、視聴率には大きな差が
生じたのです。



原作の面白さにさほど差がないと仮定すれば、
この要因はドラマ製作側のキャスティングや
脚本、演出の差とも考えられます。

言いかえるならば、ドラマとしての
” 見せ方 ” の差です。

たとえ素材が良くても ” 見せ方 ” が
悪ければ駄作になります。



ちなみに、個人的には
NHKで放送される経済系ドラマは
総じて演出が過剰であったり
脚本が現実離れしている気がします。

「ハゲタカ」は名作でしたが、その後に
放送された「監査法人」や「チェイス」等は
ひどいものでした。

もしかしたら、「七つの会議」も
どこかの民放で放送されていたら、
作品の出来や評価も違うものになっていた
かもしれません。


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” 見せ方 ” が大事。


同じことが仕事にも言えます。

例えば顧客に提案を行う場合、
検討した内容自体のクオリティが高くても、
資料が分かりづらかったり、説明が
まずければ、その提案は評価してもらえません。



「大事なのは中身でしょ」と ” 見せ方 ” を
軽視する人がいます。

しかし、それは間違いです。

中身さえよければ相手は分かってくれると
考えるのは、作り手の勝手な理屈に
すぎません。

いくら良いものを作っても、 ” 見せ方 ” が
悪ければ、その良さを相手に理解してもらう
ことはできないのです。

中身が大事なのは当たり前。
(中身がショボいのは問題外!)

その上で、 ” 見せ方 ” にまで配慮することが
重要です。



たかがドラマ、されどドラマ。

「半沢直樹」と「七つの会議」から
” 見せ方 ” の重要性を改めて考えさせられました。


私も人のことは言えません。

「七つの会議」のような残念なことにならないよう、
仕事はもちろん、このブログについても " 見せ方 " を
もっと工夫しなくてはと思う今日この頃です(笑)。


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